なぜ勉強しても成績が上がらないのか? 知識は訓練すれば身につきます。

 

なぜ勉強しても成績が上がらないのか?

 

そもそも勉強とは、「わからない事や知らない事をわかるようにする」ことが勉強です。

 

「わからない事をわからないままにしない」ということが勉強の基本です。

 

自分なりに勉強していても点数が上がらないと感じている生徒さんはいませんか?

 

一度わかったこと、覚えたことが時間が経ってわからなくなることってありませんか?

 

これは、知識が完全に定着していないから誰にでも起こります。知識というのは、何度も反復することで徐々に記憶に定着します。

 

非常に有名な話ですが、「エビングハウスの忘却曲線」というのがあります。こちらです。

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参照:忘却曲線 – Wikipedia

 

赤い線が最初の記憶を忘れていく曲線で、緑が覚えなおしてから忘れていく曲線です。このように、時間経過と共に記憶が落ちていくことと、忘れた際に覚え直すことで維持できる記憶が高くなっていくことがわかります。このように、記憶というのは反復によって定着していくものなのです。

 

知識は訓練すれば身につきます。

 

「勉強していても点数が上がらない」「苦手教科がある」という生徒さんは、この反復が少ないと言われています。

 

これからの勉強は、このことを理解した上で反復に取り組めば必ず成績は上がります!

 

ただし、反復することは重要ですが、何もたくさん時間を使えと言っているわけではありません。かけた時間より質の方が大事ですから、自分がきちんと理解できているかに気を配りましょう!